みんゴルじゃないんだから。
「今までで一番不愉快」 異色の全米OPコースに糾弾相次ぐ (GDO) - Yahoo!ニュース
こういう議論があるらしい。
コースを見たわけではないので、詳しいことは何もわからないが。
この記事の中にこんな記述があった。
「世界が水不足に苦しんでいるのに、このコースがどれだけの水を消費するのか?」(ゲーリープレイヤー氏)。
記事に使われている写真を見ると、「たしかに……」と感じざるを得ない。
これを見たときにパッと思い出したのは、
「みんなのゴルフポータブル」のコース「ダイナパークGC」だ。
たしかこのコース、太古の昔を最新技術で再現したとかなんとかいう説明があった。
ゲームでは無茶が利くけど、現実世界は色々と考えないといけないんだなあと思った。
閑話休題。
このチェンバースベイというゴルフコースに憤ったプレイヤー氏は言う。
「(ゴルフコースは)もっと短時間で、楽しくできるようにしないといけない」。
それはこのコースがパブリックコースであることもあり、アマチュアも楽しめるようなものでなくてはいけないという理由からだそうだ。
記事にも書いてあることだが、これは新国立競技場の問題にも関わってくることだろう。
いわゆる「税金の無駄遣い」にならないためにも。
だってこのゴルフコースは郡が所有しているのにもかかわらず(つまり税金によって整備などがされているということだろう、違ったら本当に申し訳ないが)、アマチュアゴルファーが楽しんで使うことは難しいコース設定になっているのだ。
たまたま今年の全米オープンでは使われているが、来年も同じ場所で開催するわけではないだろう。
仮に毎年やるにしても、プロが使う日数は相当限られている。
ほとんどがアマチュアによって使われるはずなのに、アマチュアが楽しめないというのは、かなり問題があることだ。
この点では、オリンピックの施設問題と似ている。
「大会が終わった後どうするか」という定番の問いに通ずるものがある。
最近の例で言えば、北京オリンピックで使われた「鳥の巣」は現在ではかなり残念な状態になってしまったそうだし。
そんな一時しかまともに使えないものに税金をつぎ込むなんて、もったいないにもほどがある。さすがに新国立競技場に関しては使われなくなるということはあり得ないと思うが。
問題は大会後に使えるか使えないかにあるわけではない。
屋根の開閉機能についてが、問題と言えるものの一つだろう。
新国立競技場の屋根開閉はオリンピックには間に合わず、それが終わってからつけるなんて報道も見たが……。
新国立競技場:開閉式屋根は後回し…文科省が計画を見直し - 毎日新聞
屋根の開閉に一回いくら金がかかるのか正確なことは知らないが、かなり高いと聞いたことがある。
一番必要なときに設置できないのなら、更に金をかけてまで付けるほど大切なものなのだろうか。しかもそれは継続的に使われるわけで、屋根だけでなく芝のメンテナンスにも余計気を使わないといけないわけで……。
こういう税金の使い方はどうなのだろうというのが、僕の意見だ。
もっと現実的に捉えられて良いものではないだろうか。
後のこと、後のことを考えて、計画をするべきだ。
失敗が許されるものではないし、ゲームではないのだから。
無茶が利かない、色々なことを考える世界であることを忘れずに、判断してほしいと考えている。
でもゲームの世界ではいくらでも夢を追ってください。
みんゴル大好きです。